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20周年のデイ銭湯。施浴の歴史と変遷について語ります。
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施浴とは

 貧しい人々や病に苦しむ人々に温浴を施すこと。湯施行ともいう。

 現代風に言えば浴場提供と入浴介助です。佛教の隆盛に伴い奈良の大寺院には施浴のための蒸風呂が造られました。湯船を増設し大湯屋とした寺院もあります。
 光明皇后の千人施浴あるいは行基菩薩や弘法大師の温泉開湯伝説は温浴の効用とともに伝えられ、平安末期から鎌倉にかけて、重源、叡尊、忍性、一遍といった高僧が施浴を行いました。また、源頼朝が後白河法皇追福のため、百人百日間の施浴を行ったとの記録も残っています。
 明治まで寺社の浴室湯屋では宗派を問わず月一回から数回、大乗佛教の利他行としての施浴が行われていたのです。
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